所用で山梨に足を運んだついでに、事前に調べておいたAZ山梨サーキットへ。時間の都合で1セットしか走れなかったのが残念だったけど、山梨にはなかなか行く機会が無いから貴重な体験でした。
甲府の中心地から車で30分程度で到着する中々良好な立地。綺麗なフルーツラインっていう山道をウネウネ登った先にある笛吹川フルーツ公園の頂点に位置する。（よく地図を見たらフルーツラインを通らず別の道でズドンと行けたっぽい…）
AZってどーいう意味なのかね？
AからZまで、走りの全てを教えてあ・げ・る♡うふふっ
なのだろうか？真相はリサーチしていない。
あまり年季は入っておらず綺麗なサーキットだ。空撮ではデカく見えるけど、実際に目にしてみると案外小ぢんまりで全長480mの時計周り。ヘアピン状のコーナーが多くアベレージスピードは低そう。ラストのセクションはヘアピンの応酬でライン取りが大変そうですな。
客層を見てみるとフルーツ公園の隣という場所柄なのか、ファミリーや男女混合のグループが多い。この日はたまたまかも知れないが、ガチっぽいレンタルカーターは見当たらず、初体験であろう子供や女性が、歩いた方が速いんじゃね？なスピードで楽しんでいらっしゃるシーンがしばしば。自分もココが初めてとは言え、流石にこのメンバーで混走させられたら困っちゃうぞ（汗）
走行料金はビジターで平日・土日祝共通5周1500円、10周2000円。3回券だと平日4200円、土日祝4900円。なかなかリーズナボーだ。会員だと更に激安。いいねー。
マシンはビレルN35にヤマハの200cc。外周カウルプレート付だから少々接触しても安心だね！
スタッフさんに聞くと混雑してるから待ち時間は約40分だと。時間の兼ね合いでしゃーなく10周単品を申し込む。
待ち時間が長いけど、初めてのコースではいきなり「さぁどうぞ！」よりも多少待たせてくれる方がありがたい。
ここは崖上の駐車場からの見晴らしが最高な天然の観覧デッキになっており、2コーナー以外のレイアウトが俯瞰で見渡せる。
待ってる間、しっかり他人の走りを学習しつつ（と言ってもトロトロが多くてあんま参考にならんかったけど…）いよいよ順番が回ってきた。
一緒に走る人達を見渡すと2、30代と思われる男性が数名。こりゃメンツ的には大丈夫そうだな。ちょっとホッとした。
1コーナーはほぼ90度だが手前の直線が短くスピードも然程乗ってないので大外から直線的に突っ込めばベタ踏みでいける。
2コーナーはヘアピン。アウトからグッとブレーキを踏み侵入するが、きっちりクリップを取るのが難しい。結構滑るし。
路面のコンディションなのか、タイヤがローグリップ仕様？なのか定かではないが、このサーキットはとにかく路面の摩擦係数が低い印象。屋内カートに乗っている感覚に近いかも。ケツを振り気味にアタマを入れて行かないと曲がれない。常連の方々に言わせたら、んなことねーよバーカ！とお叱りを受けそうですが。
しっかりスピードを落とし切ってグリップ走行した方がいいかもだが、よーわからん。1周走って、どーもグリップ走法だと走れんな。と思ってしまったので、もう全ヘアピンを終始ケツ振りでしか走れなくなった。
3コーナーは割とタイトだが、走ってみるとそうでもない。タイヤが温まってきたら全開で行ける感じだが、アクセル軽く抜いてやる方が手堅い。
4コーナーのライン取りはムズいっす。次の蛇行5、6コーナーを直線的にクリアするためのアプローチが必要。ついつい突っ込み過ぎて切り返しちゃうんだなあー。
7コーナーもヘアピン。次がストレートなのでコース幅を目一杯に活用して立ち上がり重視を心掛ける。ここは極力滑らさぬよう心がけた。
最終セクションは怒涛のヘアピン3連発。ライン取りもクソも無く、ただただコーナーをさばいてケツをフリフリして遊んでるだけでした（汗）ラインがとっ散らかるともう全然ダメやね。もはやケツを振って行くしかない。
最終コーナーは、お客さん！そっちはピットロードですよ！！って所まで膨らんでヨシな感覚で行けば大丈夫大丈夫。
他の走行者と何度か絡んでモタつきつつ、手探りの10周が一瞬で終了。
ベストは39秒9。レコードから4秒近く遅かった。
ケツを振らず効率的なレコードラインを描くなど程遠く、全くもって掴めませんでしたわ。くやしー！
なかなか厄介なサーキットですぜ。
残念ながら山梨には滅多に来れそうに無いので、走りのAからZのレッスンの続きはいつになることやら…
公式サイト
[独断と偏見評価]
難度★★★★☆
度胸度★★☆☆☆
爽快度★★★☆☆
コスパ★★★★☆
ホスピタリティ★★★☆☆
