冬のフルーツといえば苺。シーズン真っ只中なんで、家族サービスで苺狩りに行って参りやした。
埼玉県秩父の農園で30分食べ放題。短かくねーか?って思ったけど30分後にはもう勘弁して欲しいくらい腹一杯。農園によっては60分食べ放題なんて所もあったけど30分でも充分お釣りがきます。
真っ赤でツヤツヤブッリブリに育った苺がぶら下がりまくってて、そらもうパラダイスっすわ。めっちゃ贅沢なひと時を堪能いたしました。
(↑1つずつ取って食べるのがルールだが、ついつい記念撮影)
苺で腹を満たした後、近くにある秩父ミューズパークっていう公園でも行こかー。って事になりましてね、早速向かって到着したのはいいけど、とにかく超〜広いんですよ。駐車ゾーンも点在してるけど、とりあえず奥の方までパーク脇をズンズン進んで行く。
するとですよ、道路沿いに目を疑うとんでもない文字が飛び込んで来たわけ。
「F1リゾート秩父」
え???思わず二度見
「F1リゾート秩父」
カ…カート場やんけ…
聞いてへんし!
まさかこのシチュエーションでカート場に出くわしてしまうとは!
ぐぬぬ…なんてこったい。神は冷酷なもんだぜ。今日はファミリーのためのお出かけだぜ。
「おっ!カート場やん。寄ってく?」「うん!いいね!」なーんて都合の良い二つ返事は絶対に無く、女ばかりの家族から大ブーイング間違いなしだ。
とは言え秩父なんて滅多に来れる場所じゃねえ。
行くか、グッと堪えて無視するか。
行きたい。いやでもファミリーを…。
あぁ〜アカン!もうムラムラ来てる。辛抱たまらん!んああぁぁ〜〜!
……
気が付けば、キュッとブレーキを踏んでUターンし、F1リゾート秩父の駐車場にピットインしていた。
「ちょっと待ってて。見学してくる!」そう言って家族を車に残し、ささっとコースを眺める。とりあえずシレっと1発だけ走っとこかい!
カートは黒い奴とSodiの2種ある。が、普通に乗れるのは黒いBIZカートってやつ。これは珍しい。初めて出会った。痛んでる感じはあるものの、デザインは中々カッコいい。ペダルも見たことない形状。
回数券だとディスカウントされるが、1発勝負は5周2000円。ちと高い…。おまけに軍手が有料なもんで300円プラス。お土産がわりにどうぞ。だって。
アウトインはカウントしないフル5周。ザックリコースを解説頂き、コース図とにらめっこする間もなく早速乗り込む。ここまで心の準備が出来てないのも初めてだわ(汗)
図ではストレート奥がチョビっとヘアピン状になっているが、実際はチョビ手前で曲がるショートカット状態。日によって違うのかな?
結構カートが痛んでるけど大丈夫かなぁ、と不安になりつつもピットを出る。が、アクセル、ブレーキのレスポンスやステアリングの反応を試したら特に問題なく、思ってたより素直で重さも感じずとても挙動が安定している。
ただニュートラル位置ではマシンが少し右に行こうとする。右回りのクセが付いてるのかな?
アウトラップが終わり徐々にスピードを上げていく。なかなか気持ち良いコースだぞこれ。楽しい。
1コーナーはタイヤがポツンだけで縁石ペイントなのでベタ踏みでちょいカットできるが、ちょっと貪欲さに欠けたな。もっとカットできそう。
ロングストレートからの右コーナーはタイヤ冷え冷えだし怖いので様子をみつつブレーキングで侵入。温まったらノーブレーキで飛び込めるのかどうかは不明。
続いての右、左コーナーはなかなかタイトで、コースを覚えてないから走る度にライン取りが変わる(汗)
脱出はクリップから右側いっぱいまで使ってスピードを乗っけて、続くS字へ。
4周目くらいからタイヤがやや安定しだして、アクセルワークは良く覚えてないけど直線的に走れるようになってくる。で、そのまま1コーナー。
ほーん。なかなか心地いいやんかこのコース。と思いつつ、一瞬にして5周2000円を終える。
全く掴みきれていないが、自分としては珍しく1ラップ毎にタイムがグングン縮まった。
真冬で走ってる人も居なかったし、タイヤがキンキンに冷えてたから当然か。これはもっとタイムが詰められるかも。
全体的にコース幅をもっと大胆に活用し、中盤の右、左コーナーを上手く攻略する事がポイントでしょうか。
じっくり堪能することが出来なかったのが残念だが、こんな場所で一口だけでもカートを味見することが出来てラッキー!でした。
サッと走ってサッと車に戻り、無事に家族サービスを再開したのでした。
公式サイト
http://www.klk.co.jp/frc/kart.html
[独断と偏見評価]
難度★★☆☆☆
度胸度★☆☆☆☆
爽快度★★★☆☆
コスパ★★☆☆☆
ホスピタリティ★★☆☆☆