大納言 疾走る!

ド素人がレンタルカートを中心に無責任に不定期に語る。

サーキット秋ヶ瀬 走ってみた

さいたま市桜区の荒川沿い。

東京から車で1時間もかからない驚きの近さ。

なぜ今まで行ったことが無かったのか不思議だ。

同じ埼玉でも距離からして飯能より随分アクセスし易いにもかかわらず、なんでこんなにも後回しになっていたのか。

謎だ。前からその存在は気になっていたのに。

 

わざわざ車で行くには近すぎる。かといって電車でいくにはアクセス面倒。

っていう中途半端な距離感だったのか…

 

ともあれ、たまたま大宮に車で行く用事が出来たので、それなら抱き合わせで!と、やーーっとこさサーキット秋ヶ瀬に訪れることができた。

随分待たせたな。

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幹線道路の脇道にスルリと入り、サーキットに到着。

隣は自動車教習所のようだ。ここの教習生が羨ましい。教習終わりにひとっ走りできる素晴らしい環境じゃないか。

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↑コレは教習所。

時間は既に19時。辺りはすっかり暗くなり照明がサーキットを照らしている。

欲を言えば初めて走るサーキットは明るい昼間に体験したいところだが、こんな時間でも走れるだけ幸せと思うことにしよう。ナイター営業に感謝です。

まだ11月なのに随分と冷え込んでいる。いよいよカートにキツい季節に突入ですなぁ…

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乗るマシンはもちろんレンタルカートである。

サーキット秋ヶ瀬はレンタル専門ではなく、バイク、レーシングカート、レンタルカートの共用サーキット。

昼休みの1時間と17:30以降のみレンタルカート走行が楽しめる。照明設備付で夜は21時まで営業。仕事帰りに走り込み、なんていうことも出来そうだ。地理的に自分には無理だが…

 

先客はグループが数組。この時間にしては客が多い印象。さすが人里離れていないサーキットだ。

初めてのサーキットでは他のお客さんが沢山いる方がありがたい。1番速い人を見つけてアクセルの踏み具合、ライン取りなどを事前にある程度参考にできるからだ。

それにしても、レンタルカートにしてはなかなかの迫力で走っているじゃないか。少し驚いた。夜は速く見えるのかな??

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しばし見学した後、受付へ。

8分走行2000円。3回券は結構お得な5000円。回数券はとてもリーズナブルだ。

といいながら、少しでも安くあげたいので今回は単品で2回走ることにしよう。

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マシンはお馴染みのビレルにホンダの160cc。

なんだか懐かしさを覚える程ひっさしぶりのビレルだ。

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青いヤツもいる。見てると普通に混走してて動きも同じようなので、まあ単なるカウルの色違いっぽい。でも標準カラーと違うだけで速そうに見えてしまうな。

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コースは全長608メートル。4つのコーナーで構成された高低差のない実にシンプルなレイアウトだ。1コーナー以外はヘアピン状であり、尚且つ全てコーナーの後に長いストレートが待っている。立ち上がり重視のブレーキングテクニックが問われることは間違いなく、シンプルだが難易度は高そうだ。

時に「くねくねコース」なる長めのレイアウトの日もあるとのことだが、今回はフツーの通常レイアウトのようだ。フツーでよかった。

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レンタルカートのコースレコードは35秒台の模様。

スタッフさん談では、「速い人は37秒台で走りますね。」とのこと。その2秒の差がどういう意味なのかわからないが、とにかく37秒台で走ることができれば、「まぁまぁ速い方なんじゃね?」

ということなのだろう。

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とりあえず味見の1セット目。

おおー。やっぱSodiに比べるとやや軽快だね。

とりあえず1コーナーのスプーンが全開で行けるのか。ってのと、他3つのコーナーのシビア度を確認することとしよう。

 

1コーナーは入り口に比べて出口のRがきつくなっている。

タイヤのコンディションや温まり次第なところもあるだろうが、ベタ踏みだと出口でタイヤが悲鳴を上げた。微妙にアクセルオフなのかな?

入口をインに付けずセンター寄りにアプローチし、クリップを出口寄りにとれば、あわよくばイケるのかもしれない。試してないけど。f:id:DAINAGON:20161107214420j:image

2コーナー手前でゆる〜く右に曲がっているが、ここの縁石寄りでガタンと衝撃を受ける。暗いのでよくわからなかったが、何かしら路面がガタついているのか?避けて通るべきか、気にしないべきか不明。

 

ビビったのが2コーナー。少しでも雑な操作をすれば、いとも簡単に滑る。ここだけで3回くらいスピンかましました(汗)

トップスピードからのフルブレーキングで不安定になりがちな挙動に注意しつつ、スピードを落とし切ってから丁寧にコーナーに入る。ここは非常にデリケートだ。

立ち上がりにアウトに膨らむが、アウト側のコースの境目が少し段差になっているので、膨らみ過ぎると脱輪(大袈裟)してタイムロスとなる。要注意だな。

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次の3コーナーはやや緩いヘアピン。ここはアクセルオフなのかチョンブレなのかわからない。

相当にアクセルオフしないとオーバースピードになってクリップに付けられなかったので、ここはチョンブレで進入することにした。アウト側の縁石まで目一杯に活用して立ち上がる。

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お次はバックストレート。

途中でゆる〜く曲がっているが、何も考えずに最短ルートを走行する。

そしていよいよ最終コーナー。

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ここもなかなかデリケート。滑る滑る。

ここでもスピンしちゃった。ヘタやなぁ〜(汗)

しっかりブレーキングして、縁石頂点の少し手前を目指してハンドルを切りアクセルオン。クリア後はアウト側を目指してゆるーり優しくハンドルを戻していき、グリップを残しながら縁石までフル活用して立ち上がる。

 

全てドンピシャにハマらないが、こんな感じで走れば良いのだろうな。ってのを1本目で確認。

結果は38秒4。

不安定極まりなかったので、せいぜい40秒くらいだと思ってたのに、案外よかったじゃないか。

あながち間違いではないということか?

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正解かどうかは置いておいて、1本目で学習した内容の精度を高めることをテーマにラストの2本目に突入。

徐々にタイヤも温まっていき、ラスト1、2周で何とか感触の良い走りができた。

…が、しかぁーーーし!!

実はここ、タイム計測されるのはアタマから数えて10周のみ。実際は12周くらい?走っているので、タイヤの温まったベストコンディションの美味しいラスト2周部分のタイムが欠落するのだ。

当然、電光掲示版にもタイムは出ない。

 

2セット目は計測ラスト周となる10ラップ目でなんとか37秒8。

 

うーむ…。

11周目はもっと良かったもん!!少なくとも更にコンマ3は縮めたはずだぁ!!(涙)

非公式の脳内妄想ベストは37秒5。

アタマから10周じゃなく、ラストの10周で計測してよぉぉぉ。

…なーんてアマアマな考えはダメなのでしょうね。

「10周でしっかり決めてこいや!!」

ということです。

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ともあれ、シンプルながらも実に面白くて走り甲斐のあるサーキットでした。

ストップアンドゴーなレイアウトなので、ハンドルをこじることが無いから全く腕が疲れない。

回数券を使って余裕で連投できそうです。

都内から近いので、36秒台を目指してまたいつか来ます!!

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公式サイト

http://www.akigase.co.jp

 

[独断と偏見評価](レンタルカート目線)
難度★★★★☆
度胸度★★☆☆☆
爽快度★★★★☆
コスパ★★★★☆
ホスピタリティ★★★☆☆

自己ベスト37秒852