いつか1度は走ってみたいと思っていた新東京サーキット。やっとその機会が訪れた。
千葉県のド真ん中なのに新東京。というネーミングの謎については、当然のことながら今回は掘り下げない。
ここは、生ダラカートを始め数々のテレビ番組で取り上げられているので日本一?有名なカート場ではないだろうか。
サイトを見るとセナ、マンセルといったビッグネーム達はもとより、カペリ、グージェルミンといった懐かしすぎて涙が出そうなレイトンハウスコンビまで訪れているなんて…。
更に何でも超一流にこなす万能の化物、ガチャピンさんまで来場しているとは!さすが老舗サーキットです。
いつかガチャピンさんvs.トップギアのスティグという頂上決戦が見てみたいものです。
だがしかし!
調べてみると生ダラカート時代はどうやら移転前の昔の話。30年前に四街道から現在の市原に移転しているんですね。
(訂正:生ダラ、市原で走っていましたね。さーせん。)
…とはいえ、ますます聖地として磨きがかかっている感のある新東京サーキット。
私のようなカート界の末端でマッタリとレンタルカートを楽しむ下々の輩にも、優しく門戸を開いて遊ばせてくださる懐の深さに、ただただ感謝するばかりです。
そんなレンタルカートはイベント開催の無い日のランチタイム1時間と夕方以降の1時間のみ走れるようになっている。
その他の時間帯はバカっ速いレーシングカートを操る方々のための通常時間。
自分もいつかはおっかねえレーシングカートに乗ってみたいなあ。
さて、まずは広い敷地内を散策してみよう。
入口付近ではフォーミュラカーのオブジェがお出迎え。
無造作に置かれたジョーダンホンダ(風)のマシンと休憩スペース。
最終コーナー側に立派なグランドスタンドも完備。
表彰台がデケぇ!乗っかっておちゃらけ撮影するのも憚られるレベルだなこりゃ…
さすがにピットスペースも広いです。
ピット上にも観覧スペースあり。
これがクラブハウス&コントロールタワーかな?
中ではレストランも営業している。イベント時には大勢の人で賑わうのだろう。
コースは反時計回り936m、メインストレート150m。
レンタルカートで走るには勿体無いほどの規模だ。コースがレーシングカート規格で雄大なので、レンタルカートだとほとんどが全開走行になるだろうな。
走行は1セット10分。回数によって金額はおトクになっていくシステム。意外にリーズナブルだ。
レンタルカート走行時間が限られているので、今日のところは2回券を購入。
2回で心が満たされることはまず無いので、ホントは3回走りたかったんスけどね…しゃーない。
使用マシンは、最近新調しました?と思われるピッカピカのビレルN35。
リアにゴツいカバーが付いている見慣れないシルエットだ。
調べたらN35-GTという派生モデルのようだ。これだと初心者がエンジンに触れて火傷を負ってしまうことはなさそうですね。
搭載エンジンは不明。
ちなみにガレージにもN35-GTがゾロリ!
よっしゃー!
このニューマシンで新東京サーキットを堪能させていただきますよ!
いざコースイン!
…うーん。
やっぱりコースが雄大なので、レンタルカートだと案の定、ちょいとスリルがない(えらそーだなおい!)
コースの8割がたをフルスロットルで淡々と走る感じ。
明確なブレーキポイントは2コーナーと後半のモナコヘアピンくらいか。
キツめの3コーナーはブレーキ不要だが、アクセルワンオフがいいのか、全開のまま縁石を使って抜ける方がいいのかよくわからない。自分の感覚では縁石に大胆に乗っかる方が速く抜けられる気がしたが…。
まあ、そもそも2コーナーの立ち上がりが甘いだろうから何とも言えないんスけどね。
シケイン風の最終セクションもちょいブレーキで進入するのか、アクセルオフだけで良いのか掴みきれず。脱出後の懐が案外広いので、90度コーナー的なイメージで突入するのがよさそうだな。
コースが長く幅も広いので色んなアプローチが楽しめそうだが、2セットだけでは試しきることができず、あっ!ちゅうまに終了〜。
時計を見るとランチタイム終了の13時。
お代わりできねー!
スタッフさんによると、このマシンでのレコードタイムは53秒台とのこと。
おっ!もうチョイ伸びしろ出てきそうだから、走り込めばいい線いくんじゃねーか!?
出来もしないのにやたらテンションだけ上がったまま、カートの聖地を後にしたのであった…
公式サイト http://www.n-tokyo.co.jp
[独断と偏見評価](レンタルカート目線)
難度★★★☆☆
度胸度★☆☆☆☆
爽快度★★☆☆☆
コスパ★★★★☆
ホスピタリティ★★★☆☆
自己ベスト54秒761