ホンダが誇る2大国際サーキットのひとつ、栃木県芳賀郡茂木町にあるツインリンクもてぎ。
サーキット内モビパークにあるレンタルカート場で走ってみた。
大昔に鈴鹿サーキット内のレンタルカートを経験したが、まさに同一の運営内容でコースの雰囲気も似ている。
サーキット敷地内にあるカート場のため、車で行く場合(ていうかほぼ車でしか行けないけど(^_^;))、サーキット入場のためだけに入場料(駐車料)が徴収されてしまうところが若干イタい。
がしかし、カート以外にも遊べる施設が充実しているので、サーキット全体を満喫するつもりで行けば充分に元はとれる。
特にホンダコレクションホール(入場無料)はオススメ。
ホンダ歴代のバイク、乗用車、レースカーなどがこれでもか!!!って言うほど大量に展示されており、じっくり入念に見学すると、ココだけで半日が過ぎ去ってしまう危険性がある。
サーキット自体、レース開催日は混雑しているだろうけど、行ったのは開催日じゃないので、案外お客さんはまばらな感じ。
メインサーキットではバイクの練習走行が行われていた。
尋常じゃない爆音とスピードでストレートを駆け抜けるマシンを、ガランとしたグランドスタンドから優雅に眺めるのはなかなか貴重な体験だ。
いい加減見飽きたところで、いざカートランドへ。
ここは高校生以下や普通免許を持たない人でも楽しめるチャレンジカートという小型のカートコースが用意されている。
基準タイムをクリアすると、大人用のカートコースにステップアップする権利を得ることができる。
一方、普通免許所持者は大人用のカートコースから始められるが、そこでもB→A→Sとクラス分けのステップアップが用意されており、基準タイムをクリアすればより速いマシンに乗れるようになるという、実にやり込み要素の高いシステムとなっている。
よっしゃ!今日中にSクラスまで登り詰めてやろうやないかい!
気合いを入れて受付へ。
申込書に記入して顔写真撮影。
300円で写真入りのかっちょいいBライセンスカードが作れる。
んもー。俺、今日中にSになるんだから、別にBライセンスなんて作らなくてもいいんスけどねー。
なーんて照れ笑いをしながら、講習ルームへ。
カートランドのルールをご指導いただき、いざ出陣。
Bクラスのカートはやっぱり遅い。
コースの特徴として直線区間が短く、尚且つコーナーも殆どがヘアピン状となっており、ハイスピードなセクションが少ないために、余計にスピード感が得られないのだろう。
それでいて、路面は滑りやすい印象。
こんなくらいでグリップ失う?ってレベルの状況でバランスを崩し始める。
路面ではなくタイヤの特徴なのかもしれないが、あまり心地よくないなあ。
腕が悪いだけ。と言われればそれまでですが(^_^;)
キモとなるのは1コーナーの立ち上がり、ヘアピンの立ち上がり、ラストS字のスムーズさ。
割といやらしい要素は多く、案外難しいじゃないか。
ここは焦らず慣れていこう。
周回毎に少しずつアプローチを変えてトライするが、一向にタイムが詰まらない。
あれ?やばい、俺、超へたくそ?
別に自分が上手いとは思っていないのだが、普通は周回を重ねる毎に少しずつ上昇するであろう学習曲線が、余りにも早い段階で頭打ち…
Sクラスに、俺はなる!
と豪語しておきながら、結局Aクラスにさえステップアップすることが出来ず、なんともお寒い結果に。
うん。きっと今日は自分のバイオリズムが良くなかったんだな!と自分に言い聞かせ、
「今日はこのくらいにしといたらぁぁ!!」と強がりつつ、Bライセンスを握りしめて退散いたしました〜(涙)
[独断と偏見評価]
難度★★★★☆
度胸度★★☆☆☆
爽快度★★☆☆☆
コスパ★★☆☆☆
ホスピタリティ★★★☆☆
自己ベスト45秒6 (Bカート)