グアムに行ったついでに、カートで走ってきた。
グアムプレミアアウトレットのすぐ近く。
繁華街からも割りと近い立地だが、ガイドブックに場所の詳細は載ってないし、グーグルマップ片手に歩いていくのはちとツラい。
行くならば、ぜひホテル送迎サービスを利用すべし。
グアムなら何処のホテルに泊まってても迎えに来てくれる。はず…
というのも、そもそも走行料にホテル送迎代が含まれている。完全に観光客相手のカート場なのだ。
ちなみに走行は1回15分55ドル。
日本円で1回6000円くらい?
…って、高けぇなオイ!!!
でも2回乗ればお得!なんと95ドル。
…って、1万円超えとるやないかい!!
2回の走行時間は計30分。僅か30分の遊びが1万円もすると思うとサイフ的には気が引けるが、カート場があるからには乗って帰らない訳にはいかねえ。
ということで、ホテルまでお迎えに来てもらって、いよいよカート場に到着。
無造作に並んだカート達がお出迎え。
地元ユーザーのカートを預かってるのかな?
フロントには著名人の来場記念写真が飾られている。
脇坂寿一氏ファミリーの写真も発見!
息子さん、そっくりです。
今はもうだいぶ大きくなっているんでしょうね〜。
さて、受付を済ませて座学の時間。
公式サイトには、インストラクターによる運転指導。
と書いてあったが、そんなものはありません。
単にビデオを見るだけ。
しかも内容が超ぉー古い。
テープが擦り切れかけなのか、かなり映像が乱れる(^_^;)
写ってるカートもひと昔前っぽい見たことない形状だったような。
コースもここじゃないんじゃないか?
レイアウトが全然違うような…
そんな突っ込みどころ満載のビデオをしばし楽しみ、いよいよ走行。
暑いグアムなので当然ながら半袖、短パン、サンダルのお気楽状態で行っているが、問題なし。
ツナギ、カッパ、靴など沢山置いてあるので自分に合うサイズを選んで使いましょう。
なんだか汚いので衛生面が多少気掛かりだったけど、んなこたぁ気にせず使うしかねえです。
さて、いざコースへ。
さほど広くないほぼ正方形の敷地に、隙間なく上手くレイアウトされている。
ストレートと、くねくねテクニカルセクションが融合した楽しそうなコース。
全長600メートル。
やっとこさカートとご対面。
サイトにはヤマハFK9と書いてあった。
だったらこれがFK9なのだろう。
きっとそうに違いない。
係員なのか、迷い込んだ現地人なのかよくわからないが、なんとなく係っぽいチャモロ人に、いちばん調子いい車どれ?と尋ねてみた。
「へへ、だったらコレだぜダンナ」と言ったかどうか忘れたが、ヒョイと指差してくれたので、素直にそのカートに乗車。
さ!準備万端!
と思った矢先、ふとタイヤを見ると、なななんと衝撃!
見慣れない溝があるぞ、おい…
こんなに晴れてるのにウェットタイヤかよ〜〜!
俺だけか?と周りを見渡すとみーんなウエットタイヤ。
ははぁん。
グアムはスコールが多いから、ハナからずっとこのタイヤ履かせてるって訳やな。
ま、しゃーない。
郷に入れば郷に従え。
勝手に解釈しつつ、気を取り直していざコースイン!
おお、トルクは細いが終いが伸びるぞー。なかなか速い!
そして曲がる曲がる!
ホンマにこれウエットタイヤか?
オールウェザーなのか??
よくわからんけど想像以上にグリップします。
こりゃいいタイヤやんか。
しかーし!ブレーキは効きが甘い…
地ベタまで踏み込まないと、全く制動する素振りをみせない。
この車だけの特性かも知れないが、慣れが必要。
とはいえグリップが良いので案外ノーブレーキでいける。
ヘアピンの最終コーナーでさえブレーキいらず。
ストレートエンドの直角コーナーはベタ踏みでクリアできる。
しかしよく曲がる一方で、マシンを心から信頼できていないこともあり、ハイスピードコーナーでは違った意味でなかなかのスリルが味わえたりする(^_^;)
でもこの感覚、不思議に走れば走るほど楽しくなっていく。
一瞬で15分が終わり、2回目の走行。
さっき乗ったやつと違うカートで出てみたら、な〜んかバランスがさっきのと全然違う…
車の調子にかなりバラつきがあるようだ。
グリップが良いのと、ブレーキのクセだけは何故か共通(笑)
ということで、ちょっと値が張りましたが、楽しい時間を過ごせました。
グアム旅行の際には是非。
公式サイト
http://www.grandprixguamusa.com
[独断と偏見評価]
難度★★☆☆☆
度胸度★★★★☆
爽快度★★★☆☆
コスパ★☆☆☆☆
ホスピタリティ★☆☆☆☆
自己ベスト 44秒8